naive 作 TREI

新しい季節に 蕾が開き
着なれない制服 心も新たに―

見慣れない環境に
知らない人ばかりで
過去の自分は全て
偽って過ごし始めた

何もかもが新鮮で
これまでには見たことない世界
毎日が楽しくて

表面だけの付き合いだけで
友達と思い込んでた
思ったこと 伝えられず
ただついてくだけの日々に
少しずつ 疑問感じた

花が散ってく頃に 自分を見失い
何が正しいかとか わからなくなっていった

知らなかった事少しずつ
解けてゆくたびに
過去の自分よりも醜くなり始めた

離れたくても一人に
なることとか怯えていた
毎日が謎のままで

人の目ばかり 気にしていて
都合よく扱われてた
気づくこと ずっとできず
会話さえも消え始めて
少しずつ 距離感じた

目を覚ましたころにはもう
誰もいなくなってしまった
決意した もう誰のことも
信じたりしないんだって
歩き始める 真っ暗な世界