真夏の影 作 TREI

燃える 灼熱太陽(しゃくねつたいよう)
私の心を焦がして

あなた私をおいてけぼりにして
ひとり去っていくのね

「さよなら」は明日(あす)のためにとっておいたけど
これ以上は我慢できないあなた消えてくのだから

ああ真夏の誘惑追いかけて
もっとこの手触れられたら
寂しさだけが残るのよ
この体すべてでおぼれたい…

揺れる あの蜃気楼(しんきろう)
私の記憶をあやふやに

いつも私には誤魔化したりして
ひとり泣いているの

「ありがとう」は明日も今日も使うつもりだけど
これ以上は傷つきたくないだから雲隠(くもがく)れしてみたい

もう真夏の暑さ探してる
そっと姿消せるのなら
やけどだけが締め付ける
この体が覚えたあのリズム

そう真夏の影に身をひそめて
ずっとここにいられるなら
私永遠に燃えるから
もっとそばで熱くしてよと…  

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